執筆・編集:開業の献立編集部 公開日: 最終更新: 編集・広告ポリシー

当ページには広告リンクを含みます。広告の有無にかかわらず、店舗での使い方・費用・制約を比較しています。

飲食店の会計設備と導入準備のイメージ

「PayPayを入れる」と「PayCAS Mobileでカードも受ける」は、別の選択です。QR受付だけを足すのか、複数の決済を端末へまとめるのかを分けると、費用を比較しやすくなります。ここではQRのプラン差、手数料の計算、会計手順まで整理します。

PayPay QRとPayCAS Mobileの違い

候補できること比較する費用
PayPayの店頭QR
店舗に設置するPayPayのQRコードスタンド例。
店舗に設置するPayPayのQRコードスタンド例。 画像出典:公式サイト
店頭のQRコードを使ってPayPayの支払いを受ける。QRの利用料、有料販促プラン、入金条件。
PayCAS Mobile
PayCAS Mobileの公式サービス紹介
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携帯型の端末でカード・電子マネー・QR等を受ける。端末・月額・通信・決済別料率・オプション。申込先で条件が異なる。

カード需要があるのにQRだけを導入しても、カード受付の代わりにはなりません。一方、まずPayPayだけを足したい店が、必ずマルチ端末を契約する必要もありません。

PayPayの料金プラン

店舗に設置するPayPayのQRコードスタンド例。
店舗に設置するPayPayのQRコードスタンド例。 画像出典:公式サイト

基本の比較は「制限プラン」と「ライトプラン」です。ライトは利用料率の優遇に加え販促機能を使うプランですが、月額も発生します。利用割合がまだ分からない開業時は、対象のPayPay売上を仮置きして計算しましょう。

プラン月額/店(税別)決済システム利用料(税別)
制限プラン0円1.98%
ライトプラン1,980円1.60%。全実店舗で加入等の適用条件あり。

優遇はPayPayが提供するスキャン支払いの対象加盟店向けです。PayCASや他社マルチ決済経由に、この料率をそのまま当てはめないでください。

ライトプランの分岐点を計算する

販促機能の効果を含めず、月額と料率差だけで比べると、差は0.38ポイントです。対象となる月間PayPay売上をS円とすると、制限プランはS×1.98%、ライトは1,980円+S×1.60%です。

対象PayPay売上/月制限プラン(税別)ライト(税別)差の見方
20万円3,960円5,180円ライトが1,220円高い。
50万円9,900円9,980円ほぼ同じだが、ライトが80円高い。
100万円19,800円17,980円ライトが1,820円低い。

クーポン等を使うなら、その利用料・お客様へ渡す特典・店舗側の作業を別計算します。売上が増える保証はないため、販促目的で入る場合は使う機能と予算を決め、継続判断の日を設けましょう。

QR受付で決めておきたい会計手順

  1. 金額を提示する

    税込の会計額をレジや伝票で示します。お客様が金額を入力する方式では、入力後の数字を一緒に確認します。

  2. 店舗側で支払完了を確認する

    お客様の操作画面だけで済ませず、店舗側の取引履歴等、事業者の案内する方法で支払いを確認します。処理中なら完了まで待ちます。

  3. POSへ支払い方法を記録する

    現金売上へ混ぜず、PayPay等の支払区分で記録します。店頭QRと端末決済を併用する場合は、どちらの経路で受けたかも追えるようにします。

  4. 取消と締めを共有する

    返金が必要なときの権限・手順を決めます。売上日、取消、入金を別に確認し、銀行への入金額だけで売上を合わせないようにします。

入金と資金繰り:早期入金は別サービス

公式案内では、月末締め・最短翌日振込の月1回入金は振込手数料無料です。早期振込の自動サービスには別途費用があるため、通常入金と同じ無料条件だと思って選ばないでください。詳しくはPayPayの加盟店向け案内で確認できます。

対象のPayPay売上が1日2万円で、入金までの期間を20日と仮置きすれば、40万円相当が入金前になります。これは単純な資金滞留の例です。食材の仕入れや給与の支払日と照らし、必要なら他の入金頻度の選択肢も比較します。

PayCAS Mobileを検討したい場面

PayCAS Mobileの公式サービス紹介
広告・公式配布素材

カードや電子マネーも同じ端末で受けたい、客席で会計したい、複数の決済端末を整理したい場合に候補になります。QRスタンドを置く方法とは、必要な機器・固定費・申込契約が変わります。

公式のPayPay直販限定プランと、代理店・広告先の条件は同一とは限りません。このページの広告先で提示される料率、月額、通信、電子マネー追加費用、契約期間を同じ見積書で確認しましょう。

POS名、端末台数、客席会計、希望ブランドを伝えます。申込みには加盟店審査があり、端末納品と全ブランドの利用開始は同時とは限りません。

PayCAS Mobileの料金・申込条件を見る

どちらから始めるかの目安

  • 現金中心でPayPayだけ追加したい:QRから検討。
  • カードや交通系ICを断る機会が多い:マルチ決済と比較。
  • すでに他社の端末がある:二重契約を増やす前に、既存端末でのPayPay受付条件も確認。
  • 有料プランを迷う:月商ではなく対象決済売上で計算し、販促費を分ける。

出典・調査方法

2026年10月14日に提供会社の料金・機能案内を確認しました。比較は編集部による公開情報の整理と運用上の判断であり、実機を使った性能試験や導入効果の保証ではありません。期間限定特典を通常料金と混ぜず、最終条件は申込先の見積書・規約で確認してください。